10月10日 前代未聞の予選&決勝編

 

始発を利用するものの、鈴鹿サーキットに着いたのは8時30分過ぎ。自分の席に着く頃には予選1回目が既に始まっていました。

予選1回目はトゥルーリが渾身のアタックで暫定ポールを獲得!!これにはマジでしびれました。

↑予選2回目開始前のサーキットの状態。グランドスタンドは満員状態。路面はハーフウェットの難しいコンディションに。

そして予選2回目がスタート。ミナルディやジョーダンはウェットタイヤを装着してコースインするものの、タイムは伸びず。そしてモントーヤからドライタイヤでアタック。細かなミスが多かったもののこちらの選択の方が正しかったようだ。中盤、太陽が顔を出し、路面はさらに乾く。ただ、最終シケインは乾きが遅く、ミスするドライバーが続出。バリチェロはコースからはみ出し、後ろに沈む。マッサもコースアウトするなど、難しい予選に。そして、琢磨がコースイン。最終シケインでやはりミスをするも、トップタイムをマーク。スタンドは最高潮に盛り上がる。しかし、続くウェバーがマシン性能の劣るジャガーであっさりと破る。フィジケラはシューマッハを除くブリジストン勢では2番手のタイムを出す。ラストにアタックしたトゥルーリは1回目のようにはいかず。結局ポールはミハエル・シューマッハとなった。

 

 

そして昼からはドライバーズパレードののちにホンダ40周年パレード、その後決勝というハードスケジュール。ドライバーズパレードまで自分の席で待機していると・・・・・・

↑往年の名車キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!各マシンがコースに運ばれる。写真はウィリアムズホンダFW11とロータスホンダ100T。ドライバーはジャック・ラフィ選手と中嶋悟選手。

↑マクラーレンホンダMP4/6キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!こちらのドライバーは鈴木亜久里選手。

 

 

ドライバーズパレードが開始。フィジケラが前を通った時に一人「フィジコ〜!!」と叫びましたよ。

↑こちらはデビクル先生かな?グラサンかけてますね。

↑こちらはザウバーのどっちだろ?遠すぎてわかりません。

 

↑さぁ、ドライバーズパレードの次はいよいよホンダ40周年パレード。中嶋悟選手も準備完了です。

そして・・・・

 

 

↑パレードキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!そして初めて走行中のマシンが撮れた━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

↑コツがわかってきたってばよ。こっちはMP4/6だい。

↑手を振て観客の歓声に応えるジョン・サーティス氏。ホントはりきってるご様子でした。

 

時代を超えて一緒に走るマシンは、なかなか感動的なものでした。独特のエンジンサウンドが印象的でした。

 

 

さて、ひとしきりパレードも終わりいよいよ日本GPの決勝がスタート。

↑フォーメーションラップ。S字を抜けてデグナーへ向かうマシンたち。

↑ザウバーも写りました。ガンバレ、フィジコ!!

↑ルノーに挟まれる形でトヨタ。おそらくパニスではないでしょうか。引退レースをいい形で飾って欲しいものです。

 

そして、ついに決勝レースがスタート。コンディションは完全ドライ。何台ものエンジン音が重なり、パワフルな音色を奏でます。やはり雨のとき以上にマシンが速い!!私の見ていた所(130R〜シケイン)ではオーバーテイクがかなり見られました( ´∀`)。

↑2位走行のラルフ。久々の表彰台目指して走ってます。

↑おそらくマッサ。マッサはこの場所で何度もオーバーテイクを魅せてくれました!結果は脅威の追い上げで9位!!

↑ミナルディのどっちか。やはり、他のマシンに比べると辛いレース展開でした。

↑うまく捉えることができなかったBAR。でもこれはこれでスピード感があっていい写真かも。

↑トヨタが通過するとトヨタの旗が一斉に振られます。しかし、レースは残念な結果に終わってしまいました。

 

結果はポールから飛び出したミハエルがそのまま独走し、そのままチェッカー。他を寄せ付けない圧倒的な速さでした。2位はラルフ。3位にバトン。琢磨は惜しくも4位で表彰台が見られませんでした。残念。ザウバー勢ではフィジケラが8位。ミスが無ければ7位も狙えたかも。マッサも9位。今年のザウバーは後半戦で4強にひけをとらない強さを見せ付けています。ニックも13位と健闘。ジャガーにもスピードでは負けていませんでした。

 

 


↑ウィニングランをするラルフ。今回はウィリアムズも良いところを見せました。他のマシンも拍手で迎えられていました。

 

決勝レースも終わり、私は友人がいるグランドスタンドへ(レースが終了すると解放されます)。レースについて二人でしばらくダベりました。エキゾーストがまだ耳にレースの余韻を残します。ただ、やはりレースが終了してしまうと寂しい気分になります。グランドスタンドでは、暗くなってもお客さんは帰らず、旗を振って琢磨の健闘を称えていました。そんな観客に、琢磨とバトンがガレージの2階から手を振って応えてくれました。

 

 

 

↑番外編。レース終了後のガレージの様子。こちらはフェラーリ。みんな片付け作業に追われています。もう、次のレースへと向かっていくのですね。

 

 

この日は予選も行ったこともあって、とにかく目まぐるしい一日でした。帰りに二人で鞍馬サンドという店に寄り、サンドイッチを食べながら、駅へと向かいました。ホントに疲れたけれど、ホントに行ってよかったです。

 

 

ありがとう鈴鹿!また来年来る(と思う)よ!?

 

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